FXを始める前に、損益の計算方法を理解しておくことが重要です。「pips」の意味から実際の損益金額の計算まで、具体例を使ってわかりやすく解説します。
pips(ピップス)とは?
pipsはFXの価格変動の最小単位です。ドル円・ユーロ円などの円建て通貨ペアでは1pips=0.01円(1銭)です。
| 通貨ペア | 1pipsの価格変動 | 1万通貨・1pipsの損益 |
|---|---|---|
| ドル円(USD/JPY) | 0.01円(1銭) | 100円 |
| ユーロ円(EUR/JPY) | 0.01円(1銭) | 100円 |
| ユーロドル(EUR/USD) | 0.0001ドル | 約100円(レートによる) |
損益計算の具体例
例①:ドル円を1万通貨買って50pips上昇した場合
- エントリー:150.00円
- 決済:150.50円
- 価格変動:50pips(0.50円)
- 損益:0.50円 × 10,000通貨 = 5,000円の利益
例②:ドル円を1万通貨買って30pips下落した場合
- エントリー:150.00円
- 決済:149.70円
- 価格変動:-30pips(-0.30円)
- 損益:-0.30円 × 10,000通貨 = 3,000円の損失
取引単位別・1pipsあたりの損益
| 取引量 | 1pips(円建て) | 10pips | 100pips |
|---|---|---|---|
| 1,000通貨 | 10円 | 100円 | 1,000円 |
| 1万通貨 | 100円 | 1,000円 | 10,000円 |
| 10万通貨 | 1,000円 | 10,000円 | 100,000円 |
スプレッドコストの計算
FXでは売値(Bid)と買値(Ask)の差(スプレッド)がコストになります。
- ドル円スプレッド0.2銭 × 1万通貨 = 20円のコスト
- 往復(エントリー+決済)で40円のコストがかかる計算
- スプレッドが狭い業者を選ぶほどコストを抑えられる
年間損益の確認方法(確定申告用)
各FX業者の取引報告書(年間損益計算書)を発行してもらいます。複数業者を使っている場合は損益を合算して申告します。FXの損失は翌年以降3年間繰り越せます。
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よくある質問
Q. 複数のFX口座の損益はまとめて申告できますか?
はい、複数口座の損益は合算して確定申告します。A口座で50万円の利益、B口座で30万円の損失なら、合計20万円の利益として申告します。
Q. FXの損失は翌年に繰り越せますか?
確定申告(損失申告)をすることで、FXの損失を翌年以降3年間繰り越せます。翌年以降の利益と相殺できるため、損失が出た年も必ず確定申告することをおすすめします。



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